2023-09-01から1ヶ月間の記事一覧

ソロモン諸島マライタ州スイダニ閣下・タリフィル氏、東京10/6・京都綾部10/7で講演会決定/参加募集中!

この度来日される、ソロモン諸島マライタ州のスイダニ前知事とタリフィル氏の講演が下記の通り東京(10月6日)と京都綾部(10月7日)開催されることになりました。まだ席に余裕がございます。お申し込みは 東京講演 indopacific.study<@>gmail.com <>を外し…

ニューカレドニア日本人移民が独占した鹽

「仏領 ニュー・カレドニア事情」より。日本人が独占していた塩田。日本人は島の至る所で農業を主に開発し、生活の基盤を築いていた。 ソロモン諸島、メラネシア地域と日本の関係を追う中で、総数では豪州移民よりも多くの移民を送り出したニューカレドニア…

ソロモン諸島国内の民主主義とは?地域安全保障の調和とは?

The change in Solomon Islands diplomatic relations in September 2019 attracted global attention. Journalists and scholars focusing on Solomon Islands for the first time knew little or nothing about the internal politics and regional issues…

ソロモン諸島の問題は地政学とは関係ない!

ソロモン諸島に関する最新の情報を検索していたら米国のシンクタンク、United States Institute of Peace (USIP)が良質の記事を9月14日付で出していた。 Searching for Peace in Solomon Islands | United States Institute of Peace 執筆者のAnouk Rideはこ…

中国の賄賂を断ると政権を追われる?ソロモン諸島マライタ州スイダニ前知事来日を控え

近々日本にお迎えする、ソロモン諸島、マライタ州ダニエル・スイダニ前州知事 日本人の関心はガダルカナルの戦いで止まり、2019年の中国への外交関係変更は一瞬話題にだっただけだ。その間、中国は着々と布石している。 日本で彼の動きを追っているのは、こ…

宮古島からソロモンへ(加藤秀俊先生の紀行文)

ソロモン諸島の水産業を検索していたら加藤秀俊先生のエッセイ、日記が出てきた。長い! ソロモンに関する部分を抜き出しておく。 加藤先生の細やかな観察、分析なのだが1979年の状況がよくわかる。 どのようにソロモン大洋ができたのか?現地スタッフの本田…

Yellow Birding, Japanese labour migration to Australia

写真はクイーンズランド砂糖キビ畑で働くメラネシアと日本人労働者。 メラネシアの友人たちに、日本もオーストラリア、クイーンズランドの砂糖キビ畑労働者として働いていたんだよ、と言ったら驚くだろうか? 丹野勲著『戦前の南洋日本人移民の歴史』を再読…

スイダニ氏来日ファンドレイジングトーク:ほぼ毎日話してます

この度、ソロモン諸島、マライタ州スイダニ前知事と政策アドバイザーのタリフィル氏を日本にお招きするにあたり、旅費その他100万円ほどかかります。 私が銀行カードローンで払いますが、現在当方には収入もなく厳しい状況です。 現在ファンドレイジングトー…

ファーウェイ6600万ドルのネットワークをソロモン諸島で構築

太平洋島嶼国の情報を毎日10本くらい、Facebookの方で取り上げています。 ただし迷惑投稿が続くのでクローズドにしてあります。参加希望者は下記にアプライしてください Indo-Pacific Studies 今年7月11日の古いニュースですが、中国との9つの協定が協議さ…

ソロモン諸島の民族紛争とは?

日本軍がホニアラに空港を作ったのも、米軍がその空港を奪取して軍事基地に拡大したのも、さらには戦後宗主国の英国が戻ってきて、元の首都ツラギではなく、インフラが整備されているホニアラを新たな首都に選んだのも、独立後に発生した民族紛争を予想さえ…

「ガダルカナルの戦いが残したもの」マライタ州前知事スイダニ閣下・タリフィル氏講演会

来日するDaniel Suidani閣下とCelsus Talifilu氏 2017年、私が安倍総理の「インド太平洋戦略」「セキュリティダイヤモンド構想」に海洋安全保障と太平洋島嶼国をつなげる機会を頂いた事をきっかけに、有志によるインド太平洋研究会を立ち上げ、太平洋島嶼国…

ソロモン諸島独立と日本の投資、開発

ウェブ検索の中で70年代、すなわちソロモン諸島が独立に向かう時期の日本の資料が出てきて興味深い。 昭和45、46年とソロモン諸島を訪ねた林野庁、林良次氏の報告書。1970年と1971年だ。 https://www.jstage.jst.go.jp/article/ttf/0/26/0_1/_pdf 大洋漁…

1977年国父Peter Kenilorea閣下は福田総理に会っていた!

Caption incorrect, Sir Kenilorea met Prime Minister Fukuda. 日本とソロモン諸島の歴史を調べている中で、ソロモン諸島独立前年1977年に、初代首相となったPeter Kenilorea閣下が来日し、福田総理に会っているというウェブを見つけた。 しかし情報が一つ…

バヌアツ、新首相誕生。メラネシア動いています。

カルサカウ前首相 昨日9月4日に任命されたキルマン首相 バヌアツの政情不安をどのようにまとめるべきか? キーワードは「中国」である。 隣のソロモン諸島が中国と安全保障協定を締結し、不穏な動きが加速する中で米豪がバヌアツ、パプアニューギニアに接近…

日本政府、ソロモン諸島と中国の警察協力に懸念

在ソロモン諸島日本大使館のウェブを見たら、ひっそりと重要な情報があった。スイダニ氏が米国のヘリテージ財団での講演で述べたように日本はソロモン諸島にとって重要な支援国でありながら「静か」なのだそうだ。ただ単に日本は主権と、外交をわきまえてい…

戦前ソロモン諸島にいた20人の日本人

英米豪もやってこなかったソロモン諸島への継続的な支援を日本だけがしていた背景を探っています。 ミクロネシアは日本統治領で、島の人口より多い日本人(主に沖縄人)が植民したが、その他独領、その後豪州の委任統治領となったパプアニューギニアには、小…

ソロモン諸島マライタ州ダニエル・スイダニ前知事来日!

ダニエル・スイダニ前マライタ州知事 インド太平洋研究会はこの秋、ソロモン諸島マライタ州ダニエル・スイダニ前知事を日本にお迎えすることになりました。 2019年にソロモン諸島が突然独立以来関係を維持してきた台湾から中国に外交関係を変更。日本国内は…

ソロモン諸島と日本の関係 ピーター・ケニロレア閣下日本訪問?

なぜ、日本政府だけが独立後、コンスタントに経済支援をしてきたのか? その理由を探っている。 やはりガダルカナルの戦いなのだろうか?ウィキに1977年、国父であるピーター・ケニロレア閣下が日本を訪ね福田総理と面談したとある。しかし一つのサイトにし…