2024ソロモン諸島総選挙の行方を追う-19

2006年の選挙の結果、4議席を超えない政党が乱立し、スナイダー・リニが地元中国人、トミーチャンが2001年に創設した、Association of Independent Members of Parliament (AIMP) or Association of Independent Members (AIM)のメンバーとして8日間だけ首相の座についた。

スナイダー・リニ政権が中国の影響を受けていることに反発した国民が暴動を起こしたのである。中国の関与は少なくとも2000年代かあり、ソロモン諸島の人々の中国人への不満はその頃からあった。

今また、ソガヴァレ政権をめぐってこのトミー・チャンのホニアラ・ホテルでロビーイングがされていると言う。こういう情報がどんどん私のところに入ってくる、と言う事は、誰がどのように動いているのか、国民には筒抜けと言うことだ。

私がトミー・チャンを知ったのは2022年、琵琶湖の渡岸寺だった。トミー・チャンの奥さんは蒋介石の秘書の娘なのだ。

melanesiastudies.hatenadiary.com

2007年のRNZのニュース。機械訳をはっておく。

Former Solomons PM tells riot inquiry of suspicion of Chinese involvement in election of new PM | RNZ News

ソロモン諸島前首相、新首相選出に中国が関与した疑いを暴動調査団に語る

2007年10月 8日  

ソロモン諸島の元首相であるアラン・ケマケザ卿は、昨年の暴動に関する調査に対し、スナイダー・リニ氏の首相選出に中国が関与した疑いが、人々の怒りに火をつけたと語った。

ソロモン諸島放送協会によると、アラン卿は調査団への宣誓供述書の中で、リニ氏と彼のグループはソロモン諸島出身の中国人実業家トミー・チャン卿が所有するホニアラ・ホテルを拠点にしていたと述べている。

トミー卿は、リニ氏が所属する独立会員協会の会長でもあった。

アラン卿によれば、選挙中にロビー活動をしていた人々によって、『中国政府』という言葉が人々の口に入れられたという。